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社長コラム

「lab. LaBAR」
東京都渋谷区猿楽町29-10 ヒルサイドテラス代官山C棟18号室
TEL:03-6416-5775
http://oldnewcafe.com/
グリニッチ代官山店 http://www.greeniche.co.jp/daikanyama/ 詳しいアクセスがご覧いただけます
  読者の方は有限会社オールドニューという名前をご存じだろうか。カフェグッズニュース2009.05号でレポートした、鳥取県米子市でカフェやリストランテを運営している会社だ。コーヒーはディードリッヒ12kgの焙煎機を使用した自家焙煎を行う。2000年にオーナー夫妻が始めた8坪のブックカフェ「リトルイタリーカフェ」から徐々に店舗を増やし、今年創業12年を迎えたまだまだ若い企業だが、既に米子や松江では地域を代表するフードサービス企業の一つなのである。その実力は2009年9月の鬼太郎空港(米子空港)ターミナルに、請われて出店していることからも理解されるが、2012年現在、従業員80名を抱える企業へと成長を遂げた。
その大いなる成長の集大成となったのが 、昨年9月に米子市上福原にオープンしたFORESTAという複合店舗で、これがまた圧巻のスケールなのだ。860坪を超える敷地に配置された店舗は、FORESTAという名前の通りに森をイメージしたマイナスイオンたっぷりのお店だ。店内に入ると左側には紅茶のスペースがあり、中央から右にかけて、ベーカリー、ケーキ、ピッツァリア、カフェと並んでいる。店内中央にはグループの旗艦店であるリストランテ「カフェジャルディーノ」がある。従業員はインカムを装備し、常に店内の状況を把握しながらの質の高いサービスが提供されている。初の取組みであるピッツァリアには、イタリアナポリに出向いて買い付けた本場の石窯が設置されている。言葉で伝えるのは大変難しいのだが、是非ともご自身で行って体感してもらいたいお店だ。
  オールドニューのオーナーは本池達也氏。ロスアンゼルスで留学からの5年間を暮らし、アパレル系の仕事をしながら西海岸のカフェ文化にたっぷりと触れてきた。帰国後の彼のファーストショップが、山陰最大の書店チェーンの今井書店「本の学校店」の中だ。当時のアメリカでは大型書店内に有名コーヒーショップのブックカフェがどんどん出店して話題になっていた。日本でも活字離れ書籍離れと言われる時代にあって、書店業界では新機軸へチャレンジする動きが高まっていたのである。そんな折にスタートしたブックカフェのリトルイタリーカフェ(現「LaBAR」)は、順調に成果を発揮する。ちなみに店名となった LaBARの La と BAR の組み合わせついて、本池氏は「将来ロスアンゼルスでお店をやりたい」との思いを込めたと笑いながら語る。オールドニュー 12年の進化は、夢の実現までのカウントダウンをより確かなものにしている。
 
  その LaBAR が2012年6月、東京の代官山にlabとしてオープンした。COFFEE lab. LaBAR は代官山の歴史を刻むヒルサイドテラスのC棟、北欧ビンテージ家具ショップのGREENICHE代官山店内に、10坪のインストアカフェとしてオープンのだ。こうした縁に恵まれたのも、地元米子での直向きな努力と真摯な取組みが評価された結果である。GREENICHEオーナーの今田憲一氏は今までにも様々なチャレンジやコラボレーションに取り組んだパートナーであり、今回も声を掛けていただいた。こうした縁により、ラボとして、カフェとしてlab. LaBAR は代官山に新たな一歩を記したのである。
  ここ代官山地区には多くのカフェやコーヒーショップが集まっている。その中にコーヒーへのコアな取り組みで知られるTHE COFFEE SHOP や SATURDAYS SURF があるが、その真ん中に飛び込むようにオープンしたlab. LaBAR から目が離せない。 その道の行き先は LA。

オーナー 本池社長&カップをデザインした
イラストレーター岩上さん

スタッフ 中山さん&濱名さん
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