レジ袋の有料化や大手コーヒーチェーンの紙ストローの導入など、日本でも環境に関する意識が高まり、多くの企業がゴミ削減、環境負荷の低減のために様々な取り組みを行なっています。
私たちが販売している商品は、その大部分が使い捨て容器です。環境のためには、できれば使わない方がよい商品たちです。
だからこそ私たちは商品の原料採取、加工、流通、廃棄に至るまですべてのプロセスをしっかり把握し、できるかぎり環境に配慮した商品をお客様に紹介していくことを大切なモットーにしています。
環境問題への取り組みには様々なアプローチが可能です。環境に配慮した素材を使いたい、非プラスチック商品に置き換えたい、不要な包材をできるだけカットしたいなど、お店ごとの規模や考え方にマッチした、合理的で経済的な商品をご提案します。
プラスチックの代替え素材として「紙」製品を選択する場合、商品識別マークが「紙」であっても、実際には紙コップをはじめとする多くの商品が紙とプラスチックの複合商品であることをご存知でしょうか。お客様には正しい理解に基づいて商品を選択していただくために、少量でもプラスチックを使用している紙製品に独自の「紙プラ」マークを表示しております。選択の際の参考にしてください。
バガスなどの非木材紙や森林認証紙を素材として採用した商品を扱うことで、持続可能な森林確保に貢献します。
紙やバイオマスプラスチックを選択することはもちろん、リサイクル素材を原料として使用されている商品を選択することもプラスチックゴミ削減のためには有効です。
「Sustainable Development Goals」の略称であり、 2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、2016年から2030年までの国際社会共通の目標です。
カフェグッズはこの理念ならびに目標に賛同し、今後も環境に配慮した製品の展開・拡充に力を注ぎ取り組んでまいります。
バガスとは、サトウキビから果汁を絞った後に残る茎や葉などの搾りかすのことで、砂糖生成において大量に生じる副産物です。その多くが廃棄物として処分されるため、バガスを紙の原料として利用することは、廃棄物を削減すると同時に、紙の原料である木材使用を抑制し森林保護につながります。また、サトウキビは光合成を行う力が非常に高く、地球温暖化の要因といわれる空気中の二酸化炭素を多く吸収するので、地球環境対策にも有効な作物といわれてます。
PLA(Poly-Lactic Acidの略称、和名はポリ乳酸)とは、植物由来の生分解性プラスチックの一つです。
100%植物由来なので、バクテリアの力で完全に分解されて土に還ります。焼却しても、有害なガスや残渣は一切発生しません。
PLA樹脂に耐熱性を付与するために、タルクを配合し結晶化促進したものがCPLAとなります。
植物は大気中のCO2(二酸化炭素)を成長過程で光合成によって吸収します。この植物を原料とした製品を焼却処分する 際に排出されるCO2は、原料とした植物が吸収した量と同じということになり、結果的に大気中のCO2の増減に影響を与えていないことになります。このような性質は「カーボンニュートラル」と呼ばれています。
非木材紙原料のバガス紙に、内側のラミネートはPLAを採用。環境に配慮したカップです。
弊社で販売しているPLAバガスカップはBPIから堆肥化可能証明された製品です。
通常紙コップは液体が染みないよう内側にプラスチックラミネートが施されています。
プラスチックフリーカップはそのプラスチックラミネートを薄くすることで、使用量を1/3に抑えた新しい紙コップです。
ラミネート部分は微生物の作用によって分解する生分解性プラスチックPLA(ポリ乳酸)を使用しています。
市場回収されたPETボトルを素材として配合したクリアカップです。100%石油由来のヴァージンPETカップと大きさも同じで目に見えるゴミの量は変わりませんが、そこには大きな違いがあります。
リサイクルPETカップは、本来ゴミとして捨てられるはずのプラスチック製品を再利用しているため、間接的なゴミ削減に貢献しています。
リサイクルPET素材を使用したこのカップは、たとえプラスチックであっても、サスティナブルなカップと呼ぶに相応しい環境優良商品です。
国内で市場回収されたPETボトルを再利用。
一度役目を終えた製品を再び原料として利用するサスティナブルな製品です。
カフェグッズでは環境庁が立ち上げたプロジェクト「プラスチック・スマート」に賛同し、取り組みを登録しています。
プラスチックスマートとは、プラスチックごみの問題解決に対して、自治体・企業・個人など様々な立場での活動を支援し、プラスチックと賢く付き合っていくことを目的としています。
【プラスチック・スマートホームページ】https://plastics-smart.env.go.jp/
段ボールはありふれたものと思われるかもしれませんが、実は原材料の大部分を国内で賄うことのできる、稀有な素材であることをご存知でしょうか。
段ボールはそのほぼ100%をリサイクルすることが可能で、回収率も95%を超える、まさにリサイクルの優等生です。
カフェグッズのカップスリーブはこの段ボール原紙を使用した森林認証紙で、
国内工場で生産されています。
1羽1羽思いを込めて折られた鶴たち。
毎年広島平和記念公園には年間1,000万羽もの折り鶴が届けられるそうです。その重さは約10トン。折り鶴には紙の重さ以上に思いも込められています。
そんな折り鶴たちを再び紙として利用したものが「カラフルウイッシュ 」です。資源の循環だけではなく、思いも繋いでいく「社会貢献型素材」です。
カラーは4色あり全て森林認証紙となっております。
※2021年12月より長崎原爆資料館、2023年11月より沖縄のひめゆり平和祈念資料館の折り鶴もカラフルウイッシュの原料に加わりました。
毎年約1,000万羽の折り鶴が
広島平和記念公園に捧げられます
1~2ヶ月間展示された後、
広島市が保管します
誰でも自由に折り鶴をささげることができます
2021年12月から長崎市の折り鶴も
カラフルウイッシュの原料として 加わっております